Fire HD 10でexFATやNTFSのストレージを使う方法
最近のFireタブレットはFAT32のストレージしか使えないようになっています。この制限を超えてexFATやNTFSを使う方法です。
利用しているのはAmazon Fire HD 10 (2023)モデルです。
確認時点のOSバージョンはFire OS 8.3.3.7、MLUSBマウンタのバージョンはVer.1.89、1.90です。
この記事はFireタブレット向けですが、AndroidでもexFATやNTFSが使えないときは同じ方法が使えます。
最近のFireタブレットはexFATがサポートされていない
最近出ているFireタブレットではexFATのサポートがされていません。FAT32フォーマットは利用できますが、4GBを超えるファイルは扱えません。
exFATやNTFSフォーマットであれば、4GBを超えるファイルも扱えます。
また、既に使っているSDカードやストレージはexFATやNTFSフォーマットを使っているものが多いと思います。
FireタブレットでexFATやNTFSに対応する方法
exFATやNTFSを読み書きするにはGoogle Playにある「MLUSBマウンタ - ファイルマネージャー」アプリを使う方法があります。
Google Playのアプリ:MLUSBマウンタ - ファイルマネージャー
開発元紹介ページ1:MLUSB Mounter of MediaLogic
Google Playを使える状態にしてインストール
他のサイトで紹介されている解説記事を参考にGoogle Playをセットアップしてください。
FireタブレットにGoogle Playをインストールする方法【2025年版】
Google Playが使える状態になったら、「MLUSBマウンタ」を検索してインストールします。
MLUSBマウンタ - ファイルマネージャーの機能
NTFSのマウントと読み込み部分は無料で利用できます。持っているストレージがNTFSフォーマットであれば読めるかテストすると良いでしょう。
または、使ってないSDカードをパソコンでNTFSフォーマットして試すこともできます。
アプリインストールした時点で使える機能
- NTFSの読み込み
- ファイラー機能
- マウンタ経由でファイルを別アプリで開く
オプション機能
- NTFSの書き込み アプリ内購入(550円)および別途プラグインアプリインストール
- MLFSでマウントされたUSBストレージのNTFSボリュームに書き込みができる
- exFATサポート アプリ内購入(550円)
- exFATでフォーマットされたSDカードやディスクにアクセスできる。別途「ディスクユーティリティ」を購入すると、exFATで初期化(フォーマット)できる
- Google Cast アプリ内購入(550円)
- 本体メモリ、外部SD/USBデバイスに保存されたメディアファイル(写真/動画/音楽)をChromecastやnexus playerにキャストできる
- UDF/ISOマウント アプリ内購入(550円)
- UDF/ISO9660フォーマットのBD/DVDメディアやISOイメージファイルをマウントできる。BD/DVDメディアをISOファイルとして、任意のデバイスに書き出すことができる
- ディスクユーティリティ アプリ内購入(550円)
- ディスクの検査や初期化、消去などができる。対象ディスクはUSB接続されたディスク。USBホスト機能が利用できない場合は使用できない
- 自動バックアップ アプリ内購入(550円)
- 内部ストレージ/SDカードのファイル(写真/動画/音楽)をUSBデバイスに自動バックアップできる。BD/DVDドライブにはバックアップできない
- メディアプレーヤー 無料利用可能
- MP4動画/XAVC S動画/AVCHD動画ファイルを再生できる
- WebDAVサーバー アプリ内購入(550円)
- 内部ストレージ/SDカード/USBドライブ等のボリュームのフォルダーをWebDAVサーバーとして公開し、AndroidのWebDAV対応アプリやPCのWebブラウザ等からアクセスできる
- ISO9660/UDF書き込み アプリ内購入(550円)
- ファイルやフォルダをUSB接続されているODDドライブのDVD-R、DVD-RW、BD-R/RE、BD-R/RE DLメディアに書き込みできる。ISO9660はBDメディアに書き込みできない。未購入時は容量10MB以下の1個のファイルを書き込み可能
- Blu-rayオーサリング アプリ内購入(550円)
- MP4動画ファイルをBlu-ray形式でオーサリングし、USB接続されているBlu-rayドライブのBD-R/RE、BD-R/RE DLメディアに書き込みできる。未購入時は容量100MB以下の3個までのMP4ファイルを指定可能で、イメージファイルモードは実行できない
MLUSBマウンタ - ファイルマネージャーの使い方
1. USB接続でUSBメモリや外付けハードディスク、SDカードの場合はUSB接続のメモリーカードリーダー経由でFireタブレットに接続する
2. 「MLUSBマウンタ」アプリを起動する。または「MLUSBマウンタを起動して操作しますか?」の表示が出たら指示に従う
3. アプリのメニューにある「MLFSマウント」をタップしてマウントをする
4. 一覧に該当デバイスが出たらタップして使いたいファイルのフォルダまで移動する
5. ファイルを見つけたら右側のチェックを入れるとコピー、移動などができる。またはタップしたら「アプリで開く」メニューが出るので使いたいアプリを選んで開く
マウントを解除するときは「MLFSマウント」タップしてアンマウントしておくとより安全かもしれません。
exFATやNTFSフォーマットのストレージ読み取り結果
Fireタブレットから各ストレージを読み取れるか確認しました。
書き込みは使う用途がほぼ無いのでテストしていません。
FireタブレットのロットやOSバージョン、使っているデバイスやフォーマットによっては同じ結果にならないかもしれないので参考程度にしてください。
USBメモリ
NTFS読み取りOK
exFAT読み取りOK アプリ内購入でexFATサポートを有効にしたあとに可能
USB接続のメモリーカードリーダー経由のSDカード
NTFS読み取りOK
exFAT読み取りOK アプリ内購入でexFATサポートを有効にしたあとに可能
USB接続の外付けハードディスク(SATA接続の1.5TBをUSB変換)
NTFS読み取りOK
exFATは未確認
USB接続の外付けSSD(2TBのもの)
NTFS読み取りOK
exFAT読み取りOK アプリ内購入でexFATサポートを有効にしたあとに可能
設定の「強制BOT(UASPストレージを強制的にBOTプロトコルで動作させます)」がオンのときはうまく認識せず、オフにしてマウントできた。
本体のSDカードスロットにセットしたSDカード
NTFSフォーマットのSDカードをMLマウンタアプリが認識しない
exFATフォーマットのSDカードをMLマウンタアプリが認識しない
本体の設定でストレージのSDカード状態を見ると「破損」と表示されるのでタップして進めるとSDカードをフォーマットするか聞かれる。
exFATやNTFSストレージ上にあるファイルを別アプリで開くことも可能
動画ファイルや音声ファイルはプレーヤーアプリで開きたい場合が多いです。
MLUSBマウンタ上のファイラーでファイルをタップしたときに、「アプリで開く」一覧に出てくればファイルを開くことができます。
MLUSBマウンタでマウントしている状態でもアプリで開けるかはやってみないとわかりません。
MLUSBマウンタのファイラー上でファイルをタップしたとき、「アプリで開く」メニューにアプリが出てくること
「アプリで開く」メニューに使いたいアプリが出てこない場合があってファイルを渡せないことがありました。
動画ファイルや音楽ファイルはインストールしていた「VLC for Android」や「MX Player」などのアプリが出て開けました。
一般的ではない拡張子のファイルは「アプリで開く」一覧に出てくるかは状況によります。
なお、もしアプリが出てきて渡せてもアプリ側でうまく開けるとは限らないので何度か試してください。
アプリ側のファイラーでは該当ファイルを探せない
正しくデバイスやストレージを認識しないとき
設定の「強制BOT」をオン・オフする
オンだとUASPストレージを強制的にBOTプロトコルで動作させることができますが、デバイスによっては認識できなくなる場合もあるかもしれないのでオン・オフしてみる。
設定の「仮想Webサーバー」をオン・オフする
アプリでうまく読み取れないときはオンにしてみる。オンで逆にうまく読み取れないときはオフにしてみる。
設定の「フォアグラウンドサービス起動」をオンする
認識してマウントできていても長時間使っているとエラーや動作不良になるときはオンにする。MLUSBマウンタが終了しない状態になるので安定しやすくなる。
アプリをアンインストールして入れ直す
アプリの設定やアプリの状態による影響もあるため、入れ直してみると良いでしょう。
BUFFALOの「ファイルマネージャー」で試す
MLUSBマウンタのアプリと同じ開発と思われるのがBUFFALO製の「ファイルマネージャー」。
うちの環境ではMLUSBマウンタは認識するけど、こっちのファイルマネージャーだと認識しない場合がある。
逆にファイルマネージャーだと認識するけど、MLUSBマウンタだとうまくいかない場合もあるので両方入れておくと比較しやすい。