PCゲームが動かない時は使っているPCのDirectX(Direct3D)の対応バージョンをOSとグラフィックのハードそれぞれ確認してみましょう。 必要なDirectXのバージョンや機能を満たしていないかもしれません。DirectXバージョンの考え方と調べ方、対処方法をまとめます。 OSとグラフィックハードウェアそれぞれのDirectXの対応バージョンがあるのでどちらも満たす Windowsのバージョンで利用できるDirectXのバージョンが決まっています。 グラフィックのハードウェアで実装しているDirectX(Direct3D)のバージョン、機能(機能レベル)があります。 つまり、ゲームの要件に合うようにOSのDirectXバージョンとグラフィックのハードの機能レベルを両方満たしている必要があります。 OSの対応DirectXバージョン OSごとに使えるDirectXが異なります。たとえば、Windows 8でDirectX 12のゲームを遊ぼうとしても対応していません。 DirectX 9.0:主にWindows XP。Windows 2000、Me、98でも利用できる DirectX 9.0c:Windows XP SP2に搭載 DirectX 10.0:Windows Vista以降に搭載 DirectX 10.1:Windows Vista SP1以降でのみ利用できる DirectX 11.0:Windows Vista SP2 + Platform UpdateとWindows 7以降で利用可能 DirectX 11.1:Windows 8以降で利用可能 DirectX 11.2:Windows 8.1でのみ利用可能 DirectX 11.3:Windows 10以降でのみ利用可能 DirectX 12:Windows 10以降でのみ利用可能 DirectX 12 Ultimate:Windows 10バージョン2004以降でのみ利用可能 グラフィックハードウェアで実装しているDirect3Dバージョン グラフィックのハードウェアの機能レベルを確認すると分かります。 Direct3D 11から「機能レベル」という概念 が導入されています。機能レベルは12_2、12_1、12_0、11_1、11_0といったものが振られています。 ハードウェアの機能レベル...
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