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DirectX 9.0c ランタイムのダウンロードとインストール方法

Windows10やWindows11でWindowsXPや95/98時代のゲームを遊ぶとき、その時代のDirectXランタイムであるDirectX 9.0cが必要な場合があります。 2025年現在もマイクロソフトから公式配布されています。ダウンロードして保管しておきましょう。 ダウンロード方法 1. 下のダウンロードページにアクセス。ページの言語が変わるだけでダウンロードできるファイルはどちらも変わりません。 日本語ダウンロードページ ダウンロードセンター DirectX End-User Runtimes (June 2010) 英語ダウンロードページ Download Center DirectX End-User Runtimes (June 2010) 直接リンク https://download.microsoft.com/download/8/4/A/84A35BF1-DAFE-4AE8-82AF-AD2AE20B6B14/directx_Jun2010_redist.exe 2. ページにある「ダウンロード」をクリック。 3. directx_Jun2010_redist.exeがダウンロードされます。 現在ダウンロードできるファイル 2025/1/18現在のファイル内容です。 バージョン: 9.29.1974.1 公開日: 2021/2/20 ファイル名: directx_Jun2010_redist.exe ファイルサイズ: 95.6 MB (100,275,120 byte) インストール方法 1. セットアップファイルの展開先が必要なので、適当な場所に新規のフォルダを作成しておきます。 2. directx_Jun2010_redist.exeをダブルクリックして実行。 3. ライセンス確認が出たら「Yes」をクリック。 4. フォルダの選択が出たら「Browse」をクリックして、作成したフォルダを選択して「OK」をクリック。 5. 作成したフォルダに沢山のファイルが展開されるのを待ちます。 6. 完了したら、作成したフォルダの中にあるDXSETUP.exeをダブルクリックして実行。 7. 画面の指示に従ってインストール。

PCゲームで遊ぶ時にセキュリティソフトの負荷を下げる方法

 PCゲームを遊んでいるときはセキュリティソフトも動いていて、PCの負荷が全体的に上がっていることがあります。ゲームに充てられる処理性能が逼迫したり、減っています。 原因と負荷を下げるやり方をまとめておきます。 起きていること PCゲームで遊んでいるときにセキュリティソフトの負荷が上がっている。 ゲーム以外にCPUやディスクI/Oが使われていて、ゲームに充てられる処理性能が逼迫したり、減っている。 原因 ゲームのデータに対して、セキュリティソフトのリアルタイムスキャンが動いていることが多いです。 ストレージ上に大量のゲームデータを持っていたり、MMOなどのゲームではネットワーク経由で常時データをダウンロードしています。 画面の描画に使われるテクスチャデータは細かく沢山のファイルになります。数千、数万ファイルになっていることもあり、ゲーム中の読み取りも非常に多い状態です。 ゲームプログラムやデータが入っているフォルダ ゲームで使われるデータのキャッシュフォルダ 上記のようなフォルダが常時スキャンされている場合は重くなります。 対処方法 1. セキュリティソフトの設定を開きます。 2. ウイルス対策の中にあるスキャンの除外フォルダ設定を開きます。 3. 除外フォルダに「ゲームプログラムやデータが入っているフォルダ」や「ゲームで使われるデータのキャッシュフォルダ」を追加します。

PCゲームが動かない時のDirectXバージョン確認と対処方法

PCゲームが動かない時は使っているPCのDirectX(Direct3D)の対応バージョンをOSとグラフィックのハードそれぞれ確認してみましょう。 必要なDirectXのバージョンや機能を満たしていないかもしれません。DirectXバージョンの考え方と調べ方、対処方法をまとめます。 OSとグラフィックハードウェアそれぞれのDirectXの対応バージョンがあるのでどちらも満たす Windowsのバージョンで利用できるDirectXのバージョンが決まっています。 グラフィックのハードウェアで実装しているDirectX(Direct3D)のバージョン、機能(機能レベル)があります。 つまり、ゲームの要件に合うようにOSのDirectXバージョンとグラフィックのハードの機能レベルを両方満たしている必要があります。 OSの対応DirectXバージョン OSごとに使えるDirectXが異なります。たとえば、Windows 8でDirectX 12のゲームを遊ぼうとしても対応していません。 DirectX 9.0:主にWindows XP。Windows 2000、Me、98でも利用できる DirectX 9.0c:Windows XP SP2に搭載 DirectX 10.0:Windows Vista以降に搭載 DirectX 10.1:Windows Vista SP1以降でのみ利用できる DirectX 11.0:Windows Vista SP2 + Platform UpdateとWindows 7以降で利用可能 DirectX 11.1:Windows 8以降で利用可能 DirectX 11.2:Windows 8.1でのみ利用可能 DirectX 11.3:Windows 10以降でのみ利用可能 DirectX 12:Windows 10以降でのみ利用可能 DirectX 12 Ultimate:Windows 10バージョン2004以降でのみ利用可能 グラフィックハードウェアで実装しているDirect3Dバージョン グラフィックのハードウェアの機能レベルを確認すると分かります。 Direct3D 11から「機能レベル」という概念 が導入されています。機能レベルは12_2、12_1、12_0、11_1、11_0といったものが振られています。 ハードウェアの機能レベル...

T100HAでカプコンアーケード2ndスタジアムが動かない

今日から配信の Capcom Arcade 2nd Stadium(カプコンアーケード2ndスタジアム) 。 最近発売した「カプコンファイティングコレクション」に「ハイパーストリートファイターII」が含まれてたので見送りかと思ってたら、DLCとして単体購入できるサービス精神旺盛なカプコン。 T100HAで遊べるか試してみた最初の結果 基本ソフトは無料で「ソンソン」が遊べます。T100HAでSteam版が動くか試してみたところ、起動時に「Your GPU was not supported. Please check your GPU Driver.」と出て動きません。 カプコンアーケードスタジアム(1st)のときは 試行錯誤してどうにか遊べるようになった し、今回も動くと期待していたのに。 スペック要件の確認 自分が使っているT100HAのスペック。 OS: Windows 10(21H2) Pro プロセッサー: Intel Atom x5-Z8500 メモリ: 4GB グラフィック: Intel HD Graphics(CPU内蔵) ディスプレイの最大解像度は1280x800 OS対応のDirectXバージョン: Version 12 グラフィック機能レベル:  11_1、11_0、10_1、10_0、9_3、9_2、9_1 Capcom Arcade Stadium(1st) の最低システム要件(Steamの「 Capcom Arcade Stadium 」ページより) 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です OS: WINDOWS 10 (64-BIT 必須) プロセッサー: Intel Core i5-4460 または AMD FX-6300以上 メモリー: 4 GB RAM グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 760 or AMD Radeon R7 260x with 2GB Video RAM DirectX:  Version 11 ストレージ: 4 GB 利用可能 追記事項: 想定動作は720P/60FPS。本作はXinput対応コントローラーでのプレイを推奨いたします。 Capcom Arcade 2nd Stadium の最低システム要件(Steamの「 Capcom Arcade 2n...

32bitゲームを64bit環境で動かすWindowsの仕組みWOW64

Windowsで動くゲームは昔のWindows95/98用ゲームから始まり、ちょっと前のWindowsまで大半のゲームは32bitコードのプログラムです。 今のWindowsを64bit環境で使っている人が多いと思いますが、そのままでは32bitコードのプログラムは動きません。Windows側で「WOW64」というエミュレーションがされます。 WOW64を理解しておくことで昔のゲームを今のパソコンで動かせる可能性が高まります。 WOW64とは Windows 32bit On Windows 64bitの略。64bitのWindowsで32bitコードのプログラムを動かすエミュレーションの仕組みです。 CPU自体だとx86の64bit化自体は32bitとの互換性が高い状態で拡張されています。加えてWindows側は32bitコードのプログラムの互換性を維持するためにWOW64の仕組みが動いて対応します。 64bit環境で32bitコードのプログラムは以下のような動き、制限があります。 32bitコードのプログラム向けに32bitで扱える仮想メモリ空間が割り当てられる 32bitコードのプログラムと64bitコードのプログラムは1つのプロセス内に混在できない DLLも32bitコードのプログラムは32bitコードのDLLを呼び出す必要がある。32bitコードのプログラムから64bitコードのDLLを呼び出せない Windowsのシステムフォルダやレジストリは32bitコード用に用意されたものにアクセスするようにリダイレクトする 32bitのゲームを64bit環境で動かすときのポイント 古いゲームのインストール先は標準のProgam Filesフォルダにしない 64bit環境では64bitコードのプログラムは C:¥Program Files に、32bitコードのプログラムは C:¥Program Files(x86) にインストールされます。Program Files(x86)やProgram FilesフォルダはWindowsの管理下になっています。 Win95/98向けのような古いゲームをこれらのフォルダにセットアップしようとしても、セットアップが途中で失敗したり、入ってもゲームが動かなかったりします。 古いゲームをセットアップするとき、手動でファイルをコピーし...

Win95/98時代のゲームを今のWindows10/11で遊ぶ・動かす方法

 昔のWindows95/Windows98時代のゲームを今でも遊びたいという人は多いと思います。自分もそうです。 でもWindows10やWindows11で動かそうとしてもそのままではうまく動かないときが多いので対処方法をまとめておきます。 対処方法の一覧 対処方法1:ゲームのインストーラが動かないときはゲームが入っているメディア(FD・CD)から直接コピーする 対処方法2:古い環境でゲームをセットアップして内容をコピーする 対処方法3:DirectX 9.0cをインストールする 対処方法4:互換モードを利用する 対処方法5:DXWndでフルスクリーンゲームをウインドウ化する 対処方法6:DDrawCompatでグラフィックス関連の互換性を上げる 対処方法7:_inmm.dllでCD音源を再生できるようにする 対処方法8:64bit環境ならWOW64の仕組みをふまえて調整する 起動したゲームの例 ぷよぷよ、ぷよぷよ通、バーチャファイターPC、電脳戦機バーチャロン 対処方法1:ゲームのインストーラが動かないときはゲームが入っているメディア(FD・CD)から直接コピーする Windows95/98時代のゲームのインストーラは今のWindowsでうまく動かなかったりします。 ゲームが入っているメディア(FD・CD)を見てみて、ゲームの実行プログラム(EXEプログラム)やゲームのファイルがそのまま見える状態ならコピーしてみましょう。 もしsetup.exeや内容がCABファイルで圧縮されているゲームはセットアップが必要でこの方法は使えません。 手順 1. ゲームが入っているメディア(FD・CD)をエクスプローラで開く 2. ゲームのプログラム(EXE)やDLLファイル、WAVやMIDファイル、TXTファイル、その他ファイルなどが沢山入っているフォルダがあるか確認する 3. 見つかったらCドライブにゲーム名のフォルダを作り、中身をコピーする 4. ゲームのプログラム(EXE)を実行してみて動くか試してみます 対処方法2: 古い環境でゲームをセットアップして内容をコピーする 対処方法1ができないゲームはWindows XPなどの少し前のパソコンがあれば、そこにセットアップしたものをコピーする方法があります。 ただしファイルのコピーだけでは動かず、セットアップでレジス...

カプコンアーケードスタジアムをAtom CPUで動かす方法

ファミコンの裏技のようなやり方で解決しました。試行錯誤の内容をまとめておきます。 Capcom Arcade Stadium(カプコンアーケードスタジアム) は1984年から2001年にかけて登場したアーケードゲーム32タイトルが遊べるソフトです。 まずは動かすためのスペック要件確認 自分が使っているT100HAのスペック。 OS: Windows 10(21H2) Pro プロセッサー: Intel Atom x5-Z8500 メモリ: 4GB グラフィック: Intel HD Graphics(CPU内蔵) ディスプレイの最大解像度は1280x800 DirectX: Version 12が入っている Steam版の最低システム要件(Steamの「 Capcom Arcade Stadium 」ページより) 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です OS: WINDOWS 10 (64-BIT 必須) プロセッサー: Intel Core i5-4460 または AMD FX-6300以上 メモリー: 4 GB RAM グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 760 or AMD Radeon R7 260x with 2GB Video RAM DirectX: Version 11 ストレージ: 4 GB 利用可能 追記事項: 想定動作は720P/60FPS。本作はXinput対応コントローラーでのプレイを推奨いたします。 これ見るとT100HAは確実にCPUとグラフィックは性能が足りない。メモリは4GBモデルなので最低ラインはクリア。 80~90年代のアーケードゲームだから、スペックそんなに必要じゃないと思うけど、と勝手な期待をする。 T100HAで遊べるか試してみた最初の結果 基本ソフトは無料で「1943」が遊べるのでそれで試すことが可能。確認してみた。 Steamでカプコンアーケードスタジアムをライブラリに追加。Steamクライアントでダウンロードして起動。 ソフトが立ち上がってウインドウが出た。ブラックアウトしたまま画面が出ない。 パソコンのパワー使っていて重い。 うーん動かない。遊びたかったという気持ちが残るままタスクを強制終了。 どうにかして遊べないか試行錯誤する 「ゲームが起動しないなど、正常に動作しない...