T100HA(メモリ4GBモデル)でバージョン20H2を使っています。大きなソフトを入れることになり、ドライブ全体バックアップをしたかったため、Windowsに標準で入っている「バックアップと復元」を行ってみました。
バックアップと復元ではCドライブの内容をそのままバックアップ、復元できるのでソフトを入れて調子が悪くなった後に戻すのに便利です。
今回、バックアップ作成時は外付けハードディスクに保存、復元時は外付けハードディスクから、起動できている元のWindowsから復元しました。
SDカードにはバックアップの作成ができても復元ツールから認識されない
SDカードにもバックアップの作成はできますが、復元ツール上で認識しません。念のため、T100HAのSDカードスロット、外付けのメモリーカードリーダー(USB typeC側、typeA側両方)など色々試しましたが認識しません。
SDカードから復元できると手軽だったんですが、残念です。
バックアップの復元にかかる時間は15分
バックアップの復元にかかる時間は15分でした。クリーンインストールから始めるとOSのインストールと必要なソフト入れ終わるまでに半日~1日ぐらいはかかるので時間短縮できます。
必要なもの(外付けハードディスクに保存する場合)
手順
BitLocker回復キーの取得(Windows10 Pro以上・BitLockerを利用している場合)
バックアップの作成(外付けハードディスクに保存する場合)
1. バックアップを保存したい外付けハードディスクを繋げておきます。
2. コントロールパネルを開きます。
3. 画面左上の「システムとセキュリティ」のところにある「バックアップと復元 (Windows 7)」をクリックします。
4. 左のメニューにある「システムイメージの作成」をクリックします。
5. 「システムイメージの作成」の画面が開いたら、少し待ちます。
6. 「ハードディスク上」を選択、保存したいドライブが選択されたら、「次へ」をクリックします。
7. 「どのドライブをバックアップに進めますか?」の画面が出ます。画面の指示に従い、設定して「次へ」をクリックします。
8. 「バックアップの設定を確認します」の画面が出ます。内容が問題無ければ、「バックアップの開始」をクリックします。
9. バックアップが開始されますのでしばらく待ちます。
10. 進捗の終わりの方で「システム修復ディスクを作成しますか?」のダイアログが出ます。必要ではない場合は「いいえ」をクリック。必要な場合は「はい」をクリックして画面の指示に従い、進めます。
11. 「バックアップは正常に完了しました。」の画面が出ます。「閉じる」をクリックします。
外付けハードディスクにWindowsImageBackupフォルダが作られてバックアップが保存されています。
バックアップの復元(Windowsから実施する・外付けハードディスクに保存している場合)
1. バックアップ(システムイメージ)が入っている外付けハードディスクを繋げておきます。
2. Windowsの設定画面を開きます。
3. 「更新とセキュリティ」をクリックします。
4. 左メニューから「回復」をクリックします。
5. 「PCの起動をカスタマイズする」にある「今すぐ再起動」をクリックします。
6. 「オプションの選択」画面が出ます。「トラブルシューティング」をクリックします。
7. 「詳細オプション」をクリックします。
8. 「その他の修復オプションを表示」をクリックします。※もし画面に「イメージでシステムを回復」が表示されている場合はここでクリックします。
10. 「イメージでシステムを回復」をクリックします。
11. 再起動されます。
12. 「使用できる状態に戻すには回復キーを入力してください」の画面が出る場合は取得していた回復キーを入力して「続行」をクリックします。
13. 「コンピュータイメージの再適用」の画面が出ます。外付けハードディスクが認識されて、「利用可能なシステムイメージのうち最新のものを使用する」のところに情報が出ていることを確認したら「次へ」をクリックします。
14. 「他の復元方法を選択してください」の画面が出ます。「次へ」をクリックします。
15. 「コンピューターは、以下のシステムイメージから復元されます」の画面が出ます。内容を確認し、「完了」をクリックします。
16. 確認がされますので「はい」をクリックします。
17. 「コンピューターをシステムイメージから復元しています。」の画面が出ます。しばらく待ちます。
18. 復元が完了したら、再起動の確認画面が出ます。「今すぐ再起動する」をクリックします。
19. 再起動し、Windowsが立ち上がったら完了です。