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Windows11で外付けハードディスクが止まる問題の対処方法

Windows11で外付けハードディスクを使っているとき、アクセスしない状態で1分ぐらいすると止まってしまいます。ハードディスク上のフォルダやファイルにアクセスするとまた動きますが、動くまですぐ開けないので困ります。対処方法をまとめておきます。

自分が使っているWindows11はバージョン23H2ですが、他のバージョンでも変わりません。

起きている問題

外付けハードディスクを使っているとき、アクセスしない状態で1分ぐらいすると止まる。
ハードディスク上のフォルダやファイルにアクセスするとまた動くが、動くまですぐ開けない。

対処方法

下記の設定をレジストリで見えるようにしてから設定を変更します。
「ハードディスク」の「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」
「USB設定」の「USBのセレクティブサスペンドの設定」

電源設定(powercfg.cpl)を開き、設定をします。

レジストリの設定

1. レジストリエディタを起動します。

2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\を開きます。

3. その中の「0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442」の「6738e2c4-e8a5-4a42-b16a-e040e769756e」を開きます。

4. 右側のところで右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)」をクリックし、「Attributes」という名前で作ります。ダブルクリックし、値を「2」にして「OK」をクリックします。

5. 次に「2a737441-1930-4402-8d77-b2bebba308a3」の「48e6b7a6-50f5-4782-a5d4-53bb8f07e226」を開きます。

6. 右側のところで右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)」をクリックし、「Attributes」という名前で作ります。ダブルクリックし、値を「2」にして「OK」をクリックします。

7. 設定ができたら、レジストリエディタを終了します。

電源の設定(上記のレジストリ設定をした後)

Windowsの「設定」にある電源設定では細かい設定ができないので、従来の電源設定を開いて設定します。


1.  "powercfg.cpl" を実行します。


2. 「電源オプション」という画面が開きます。「プラン設定の変更」をクリックします。


3. 「プラン設定の変更」という画面が出たら、「詳細な電源設定の変更」をクリックします。

4. 電源オプションの「詳細設定」の画面が出たら、下記の項目があるので設定を変更します。
 「ハードディスク」→「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を開き、「バッテリ駆動」「電源に接続」ともに値を0(「なし」)に変更。
 「USB設定」→「USBのセレクティブサスペンドの設定」を開き、「バッテリ駆動」「電源に接続」ともに「無効」に変更。

5. 「OK」をクリックします。

6. 再起動します。

対処後

外付けハードディスクが止まることなく、使えるようになります。

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