スキップしてメイン コンテンツに移動

P-01Dを音楽プレイヤーとして使う方法

ドコモから2011年に登場したスマートフォン『P-01D』。OSにはAndroid 2.3、ディスプレイは3.2型を搭載し、非常にコンパクトでかわいいスマホです。

この小さいサイズを活かすため、音楽プレイヤーとして活用します。


必要なもの

  • P-01D本体
  • SDカード(音楽ファイルを再生する場合)
  • 「VLC media player」などのインターネットラジオが聴けるアプリのAPKファイル(インターネットラジオを再生する場合)


準備

1. P-01Dを初期化する

2. 起動したら、ホーム画面のウィジェットを長押しして[削除]をタッチして全て外す。同様にホーム画面にあるアイコンをすべて削除する

3. ホーム画面で本体のディスプレイ前面にある3つボタンの一番左のボタン(ホームボタンの左)を押すと画面下部にメニューが出てくるので「ホーム画面一覧」をタッチして、不要な画面を削除する

4. ECO機能が動いているので「エコナビ」を起動し、「ecoモードの切り替え」をOFFにする

5. インターネットラジオを聴く場合は無線LANを設定する


無線LANのスリープを解除する

1. 設定を開く

2. [無線とネットワーク]-[Wi-Fi設定]を開く

3. 本体のディスプレイ前面にある3つボタンの一番左のボタン(ホームボタンの左)を押す

4. 画面下部に「スキャン」「詳細設定」のメニューが開くので[Wi-Fiスリープ設定]をタッチ

5. 「スリープにしない」にする


標準で入っていないアプリを使う場合(adbコマンド経由で入れる場合)

1. 使いたいアプリのAPKファイルを用意する

2. 設定を開き、[アプリケーション]-[開発]-[USBデバッグ]にチェックを入れる

3. USBケーブルでP-01Dとパソコンを接続

4. パソコンでadbコマンドが使える状態にして、下のコマンドを実行してP-01Dにアプリをインストールする

adb install (APKファイル名)


音楽ファイルを聴く音楽プレイヤーとして使う

事前準備

1. SDカードをP-01Dに入れ、設定の[ストレージ]にある「SDカード内データを消去」機能でフォーマットをして使える状態にする

2. USBケーブルでP-01Dとパソコンを接続する(またはSDカードを取り出してパソコンで開く)

3. 画面の上部から下にスワイプして「USBマスストレージ」をタッチし、「USBストレージをONにする」をタッチ

4. SDカードの中に適当なフォルダを作り、音楽ファイルを入れる

再生時

1. P-01D上で標準の「音楽」アプリ、またはインストールした音楽アプリを起動する

2. 再生する


インターネットラジオを聴く音楽プレイヤーとして使う

事前準備

1. P-01Dで無線LANを使える状態にする

2. 無線LANのスリープを解除する(上記参照)

3. 「VLC media player」などのインターネットラジオが聴けるアプリをインストールする(上記参照)

再生時

1. インターネットラジオが聴けるアプリを起動する

2. インターネットラジオのURLを開き、ラジオが流れてきたらOK


再生している音楽に合わせて動くビジュアライザーを楽しむ

1. ホーム画面でディスプレイを長押しする

2. [壁紙]を開く

3. [ライブ壁紙]を開く

4. 一覧にある「スペクトラム」「音楽メーター」「波形」「一括」のいずれかをタッチ

5. [壁紙に設定]をタッチ

このブログの人気の投稿

Win95/98時代のゲームを今のWindows10で遊ぶ・動かす方法

 昔のWindows95/98時代のゲームを今でも遊びたいという人は多いと思います。自分もそうです。 でもWindows10で動かそうとしてもそのままではうまく動かないときが多いので対処方法をまとめておきます。 対処方法の一覧 対処方法1:ゲームのインストーラは使わずにゲームが入っているメディア(FD・CD)から直接コピーする 対処方法2:古い環境でゲームをセットアップして内容をコピーする 対処方法3:プログラムの「互換性」の設定をする 対処方法4:「DDrawCompat」でグラフィックス関連の互換性を上げる 対処方法5:「_inmm.dll」でCD音源を再生できるようにする 対処方法6:64bit環境ならWOW64の仕組みをふまえて調整する ↓起動したゲームの例(ぷよぷよ通、バーチャファイターPC) 対処方法1:ゲームのインストーラは使わずにゲームが入っているメディア(FD・CD)から直接コピーする Windows95/98時代のゲームのインストーラは今のWindows 10でうまく動かなかったりします。 ゲームが入っているメディア(FD・CD)を見てみて、ゲームの実行プログラム(EXEプログラム)やゲームのファイルがそのまま見える状態ならコピーしてみましょう。 もしsetup.exeや内容がCABファイルで圧縮されているゲームはセットアップが必要でこの方法は使えません。 手順 1. ゲームが入っているメディア(FD・CD)をエクスプローラで開く 2. ゲームのプログラム(EXE)やDLLファイル、WAVやMIDファイル、TXTファイル、その他ファイルなどが沢山入っているフォルダがあるか確認する 3. 見つかったらCドライブにゲーム名のフォルダを作り、中身をコピーする 4. ゲームのプログラム(EXE)を実行してみて動くか試してみます 対処方法2: 古い環境でゲームをセットアップして内容をコピーする 対処方法1ができないゲームはWindows XPなどの少し前のパソコンがあれば、そこにセットアップしたものをコピーする方法があります。 ただしファイルのコピーだけでは動かず、セットアップでレジストリに登録された内容もコピーする必要があるゲームもあります。 手順 1. 少し前のOSかゲーム要件にマッチするOSが動くパソコンを起動する 2. ゲームをそのパソコンでセット

32bitゲームを64bit環境で動かすWindowsの仕組みWOW64

Windowsで動くゲームは昔のWindows95/98用ゲームから始まり、ちょっと前のWindowsまで大半のゲームは32bitコードのプログラムです。 今のWindowsを64bit環境で使っている人が多いと思いますが、そのままでは32bitコードのプログラムは動きません。Windows側で「WOW64」というエミュレーションがされます。 WOW64を理解しておくことで昔のゲームを今のパソコンで動かせる可能性が高まります。 参考にしたWEBページ 32bitアプリを64bit Windows 7で動かす「WOW64」(ASCII.jp) 第2回 Win32アプリケーションを実行するWOW64(@IT) WOW64とは Windows 32bit On Windows 64bitの略。64bitのWindowsで32bitコードのプログラムを動かすエミュレーションの仕組みです。 CPU自体だとx86の64bit化自体は32bitとの互換性が高い状態で拡張されています。加えてWindows側は32bitコードのプログラムの互換性を維持するためにWOW64の仕組みが動いて対応します。 64bit環境で32bitコードのプログラムは以下のような動き、制限があります。 32bitコードのプログラム向けに32bitで扱える仮想メモリ空間が割り当てられる 32bitコードのプログラムと64bitコードのプログラムは1つのプロセス内に混在できない DLLも32bitコードのプログラムは32bitコードのDLLを呼び出す必要がある。32bitコードのプログラムから64bitコードのDLLを呼び出せない Windowsのシステムフォルダやレジストリは32bitコード用に用意されたものにアクセスするようにリダイレクトする 32bitのゲームを64bit環境で動かすときのポイント 古いゲームのインストール先は標準のProgam Filesフォルダにしない 64bit環境では64bitコードのプログラムは C:¥Program Files に、32bitコードのプログラムは C:¥Program Files(x86) にインストールされます。Program Files(x86)やProgram FilesフォルダはWindowsの管理下になっています。 Win95/98向けのような古いゲ

Windows11の予測候補(予測入力)を無効化する方法

 WindowsのIMEの「予測入力」機能を無効にする方法をまとめておきます。 この設定方法はWindows11 22H2で確認しています。 設定方法 新バージョンのIMEを使っている場合 1. タスクバーの「A」や「あ」のところで右クリックし、出てきたメニューの「設定」をクリック 2. Microsoft IMEの画面で「全般」をクリック 3. 全般画面の予測入力のところで「予測候補を表示するまでの文字数を選択」で「1文字」から「なし」に変更 以前のバージョンのIMEを使っている場合 1. 文字入力し、タスクバーに「A」や「あ」が出ている状態にする 2. タスクバーの「A」や「あ」のところで右クリックし、出てきたメニューの「プロパティ」をクリック 3. Microsoft IMEの設定ダイアログで「詳細設定」ボタンをクリック 4. Microsoft IMEの詳細設定ダイアログが開くので「予測入力」タブをクリック 5. 「予測入力を使用する」のチェックを外して、「OK」か「適用」をクリック